一般歯科
むし歯治療
なるべく抜かない、なるべく削らない治療
歯は、自己修復機能がなく、永久歯は抜けてしまったら二度とはえてくることはありません。
しかし、ケアをしながら大切に使えば、一生使い続けることができる可能性があります。
当院では、歯を安易に削ったり抜いたりせず、できるだけ残すように治療しています。
治療が遅くなると、負担はどんどん増えていく
むし歯には5つの段階があり、初期に発見できれば、ほとんど痛みなく治療を終えることが出来ます。
もちろん、通う回数も少なく、経済的な負担も抑えられます。
しかし、治療が遅くなると、歯の表面にあったむし歯が中まで侵食していきます。
すると、治療が複雑で困難になっていき、患者さんの身体的・時間的・経済的負担はどんどん増加していきます。
少しでも異変を感じたら、すぐに歯科医院で診てもらうようにしましょう。
歯周病治療
歯を失う原因第1位・・・特に年配者は注意!
細菌が口の中で繁殖して歯を溶かしてしまう病気がむし歯ですが、歯ぐきなどの周辺組織にダメージを与えると歯周病になります。
実は、日本人が歯を失う原因で最も多いのがこの歯周病です。
むし歯は、最悪の場合でも感染した一本を抜けば済むのですが、歯ぐきは横に繋がっているため、場合によっては複数の歯を同時に失うこともあります。
成人の8割以上が歯周病にかかっていると言われており、特に年を重ねると増えていく傾向があります。
また、歯周病が原因で菌が身体に転移したり、肺炎にかかって死亡してしまうケースもある大変怖い病気なのです。
いつも清潔な口内環境作りを
当院ではレーザーを使って膿を出したり痛みを緩和したりといった歯周病治療をおこなっておりますが、最も大事なことは、清潔な口内環境を作り菌が不必要に増殖しないようにすることです。
そのためにも、毎日の歯みがきを改善し、定期的に検診・クリーニングを受けるようにしましょう。
悪化した口内環境を改善するよりも、良い口内環境を保つことの方がずっと簡単です。
歯周病チェックリスト
もし、下記に当てはまる場合は、すぐに歯科医院で検査・治療を受けましょう。
- 口の中がネバネバする
- 硬いものが噛めない
- 歯ぐきから出血する
- 歯ぐきが下がり、歯の露出部分が長くなった
- 歯ぐきが腫れている
- 歯がグラグラする
- 歯ぐきがむず痒い、痛い
小児歯科
成長段階に合ったケアと治療を
お子さんの歯は、年齡によって「本数」「乳歯か永久歯か」「顎の発達度合い」などが異なるため、その時々に合った適切なケアと治療をおこなっていくことが大切です。
特に乳歯は永久歯よりも柔らかく、むし歯になりやすいため、歯みがきをしっかりとおこなっていくよう指導していきましょう。
お子さんの歯を長く保つために
子供の頃に適切な歯のケア・治療ができていないと、お子さんが将来早い時期に歯を失ってしまうことになりかねません。
子供は自分の歯のことに注意がいきにくいですし、もし痛みがあっても、自分で「歯医者に行きたい」と言うことはありません。
親が定期的に検診を受けさせ、万が一むし歯があっても、早期発見・早期治療が出来るようにしましょう。
初期のむし歯治療であれば、痛みもほとんどありませんので、お子さんが歯医者嫌いになることも避けられます。